「とっておきのじかん2016〜読み聞かせとお歌の会〜」後半のはじまりは 戦争のおはなしから。 『タケノコごはん』文:大島渚 絵:伊藤秀男
作者の息子さんである大島武さんが小学校の頃、“親に、こども時代の体験を作文に書いてもらう”という 宿題で、お父さんに書いてもらったという 大島渚さんの“作文”です。そうです、映画監督のあの大島渚さんです。 こども時代の体験やその時に感じた事を淡々と書かれたシンプルな文章。 大島渚さんは日頃から我が子に「自分で考えることができる人になってほしい。」とおっしゃっていたそうです。 絵をまた見て、読み返して、思い浮かべて、もう一番考えて、 噛みしめたい絵本です。
続いては、みんなで読みますよ。 大型絵本『ねずみくんのチョッキ』作:なかえよしを 絵:上野紀子
出演者みんなで ぐるぐると 役を交代しながら 読み聞かせ♪ これ、読み手も ほんとたのしいんです。 絵本の大きさがまず違うし、1人で何役もの読み聞かせとは違って1つの役のセリフだし、でも普段のアフレコとは違うし、だけど マイクに入るようにテンポよく順番に 絵本両端の定位置に入るところは似てるし、、、たのし!!
みんなで大型絵本の読み聞かせ。 できそうで できない演目。
お次は スクリーン人形劇『アリとキリギリス』 このお話「あったか たのしい 世界の童話」というおはなしCDの人形劇版で、オリジナルは山寺宏一さんと私の二人で 演じていますが、今回は出演者全員で役を振り分け演じました。
同じおはなしでも、演じる人が変わると また違ったおもしろさに! キリギリスの弾くバイオリンは 江部和幸さんの生演奏♪ 私が演じるキリギリスの てきと〜アドリブメロディーにも 「ええ♪ 元からこういう曲ですから」ってお顔で ぴったりな世界を作って弾いてくださる☆どんなにどんだけ あそんでも^ ^ いうなればバイオリンが声優に 即興でアテレコしてくださっているんですよ〜。まーず ないっす!!
「・・・冬の虫の街に、バイオリンの音色があたたかく響きました・・・」江部キリギリスさんの演奏に、会場 うっとり・・。
そして、ラストは仲村宗悟くんの歌。伴奏はバイオリンをギターに持ち替え 江部和幸さん。
ワクワク「虫の声」 しんみり「里の秋」 異様な盛り上がり「やきいもグーチーパー」
みなさんの笑顔を残しつつ 会の幕を閉じました。
今回の公演も、無事に終えることができました。 ご協力をしてくださったみなさま。 メールなどで 応援をしてくださったみなさま。 会場に足を運んでくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
この公演をきっかけに また絵本を手に取ってみたり、寝かしつけの読み聞かせがちょっとたのしくなったり、読み聞かせ会にご興味を持っていただけたら とてもうれしいです。
これからも 声と未来の活動をよろしくお願いします。 毎週火曜日の読み聞かせ会にも、ぜひ あそびにいらしてくださいね!